ラーメンは日本の国民食になっていますが、今回は「北海道らーめん小林屋、東海大学店」を紹介します。
こちらの店は神奈川県秦野市の東海大学から徒歩圏で行ける店です。
この店は以前は年中無休で営業していましたが、2015年12月現在、火曜日を定休日にして営業しています。
電車でのアクセスを紹介しますと小田急電鉄の小田原線の東海大学前駅で下車して行けます。東京の方なら新宿から乗り換えなしでOKです。
横浜からは相鉄経由、海老名乗り換えで来る事が出来ます。駅から店までは徒歩で健脚の人なら10分程度、中高年ならば15分を見ておいた方がよろしいでしょう。
途中から少し上り坂になります。東海大学前駅の改札を出て左方向に進み、歩道橋を降りたコンビニをさらに南進、交差点を右折して、少し上り坂を道なりに進みます。
東海大学生は急な階段のある近道を知っているようですが、初めての方はこちらの道から行っていただくと分かり易いです。
暫く進むと左側に東海大学の入口(北門)があります、そこをさらに進みますと道路の左手に「らーめん」の大きな看板が見えます。
駐車場は40~50台停まれる広さですが、共同駐車場になっていて、小林屋の駐車場のスペースは8台程度しかありません。
しかしお客さんの回転が速い為か問題はなさそうです。この店の客層は若い人が多くて東海大学生は徒歩で、勤め人や自営業者は車で、家族連れは車や近所の人は徒歩で来るそうです。
私は当日、小田急線の東海大学前駅経由徒歩コースを選び友人と二人で行きました。2015年12月20日(日曜日)、お昼は込み合っているとの友人情報で午後の1時30分入店目標で出発しました。
お店は当然のことで「禁煙」です。タバコ好きな方すみませんが、15分程、食事の時間帯は辛抱していただけませんか。子供やタバコ嫌いな私の様な人間にたいするささやかな配慮をお願い致します。
■小林屋の外観や店の雰囲気
お店は写真の通り外観は単純な作りです。
入店すると右側に食券自動販売機があり、さて何にしようかと思案しながら、一番人気商品を店員さんに尋ねて「みそラーメン」「餃子」を注文しました。
値段は手ごろで味噌ラーメン¥550円、餃子1人前(5個)¥150円を注文。友人は札幌ラーメン¥650円、餃子1人前¥150円を選びました。
2人で¥1500円リーゾナブルナな値段、相当お得感がります。
聞くところによれば昔は(3年くらい前か?)は味噌ラーメンが¥750円していたらしい。
その頃は大きなドンブリとでっかいチャーシューが入っていたとのこと。
現在は手ごろなドンブリと、それなりの大きさのチャーシューだ。
女性や子供、私(中高年)にはちょうど良いサイズだ。
お店は男性2名(店長、40歳代半ば、店員20歳代後半)と女性1名(30歳位に見える)で運営されていて、客席はテーブル4人席は2テーブル、3人席が2テーブル、カウンター席(8人)で合計同時に22人食べられる広さです。
テーブル、カウンターには調味料や辛味噌、ニンニクが置かれている。水はセルフサービスで給水機が1台自動販売機の横にあり、各テーブル、カウンター席には水差しポットがあるので、水のおかわりは手間いらずです。
有難いことにチッシュペーパーも席に置いてある為、小さなお子様連れの御家族には都合がよろしいです。
■メニューの種類と値段の手ごろさ
ラーメンのメニューは8種類ありますが当日のお客さん16人の食べているメニューをそっと覗くと50%くらいが、みそラーメン、25%が札幌ラーメンといったところです。
餃子の注文は我々2人と他に自営業者らしい2人ずれが注文している。値段は安い。
学生相手であるから、そんなに高い値段は付けられないのでしょう。東海大学内には当然学生食堂があり、大学の門前にはどんぶり屋、うどん屋、トンカツ屋、定食屋があり、昼の定食は¥650円程度が標準になっています。
そんな他の店との競争原理が働いて¥750円から¥550円に値下げしたのではないかと、これは私の単なる推測であり、真実かどうかはわかりません。
■注文からラーメンと餃子がでるまでの時間。
2人では4人テーブル席を使えない為に、カウンター席に座りました。自動販売機で購入した食券を店員さんに渡すと餃子とラーメンの調理がスタートします。
餃子は専用の餃子焼き器に、冷凍になっていると思われる餃子を入れて蓋をし、タイマーをONします。
ラーメンは麺をお湯に入れて、これまたタイマーをON。手順書がきっちりできているように感じました。
どんぶりを出してきて味噌を入れてお湯とスープでとく、ゆで上がった麺をどんぶりに入れて、ネギ、もやし、海苔、煮卵の半分カット、チャーシューを1つ「はいお待ち」とカウンター席に運ばれた。
スマホのストップウオッチで測定した時間、3分40秒。早い出来上がりだ。しかし餃子はなかなか出来てこない。
ラーメンを「4分の1」ほど食べ終わったころに餃子が到着。もしも同時に食べたい場合は、あらかじめ店員さんに言っておくべきだ、すみませんがラーメンと餃子を「同時に出して下さい」。
餃子の出来上がり時間はちなみに6分50秒でした。入店から完食まではトータル17分程度になります。込み合っていたので直ぐ退散しましたが、その後もお客さんが来て待っていました。千客万来の店です。
■ラーメンと、餃子を堪能する
小林ラーメンの麺、専用の製麺所で作っている太麺の「ちじれ麺」だ。
小林屋のラーメンの良いところはネギやモヤシがたっぷりとトッピングされていることです。
栄養学的にもラーメンは炭水化物中心で偏りのある食品ではあるが、大量にネギとモヤシでビタミンとミネラルも補給でき、ラーメンとしては比較的によくできています。
栄養学的見地から見ても、そう言えます。さて味はどうなのか?味はだれもが一番気になるところです。まずは麺、歯ごたえもあってなかなかのものだ、まずは合格レベルと言えます。
それと時間がたっても、「延びない」麺で、普通はある程度熱いスープの中で麺は延びる(物理的な現象で延びて当然のこと)のですが、何か延びないような特別な工夫がされているのでしょう。
「浸け麺」で食べる必要はなさそうです。トッピングの味はどうか?ネギはシャキシャキしていてとても私好みでした。
もともと私はうどんでも大量のネギをいれて食べる習慣があるからとても好感が持てるラーメン屋さんです。
もちろんネギが嫌いな人は先に「ネギ抜き」と言っておけば大丈夫です。しかし栄養学的にネギは食べた方が間違いなくよろしいですよ。
血をさらさらにしてくれるし、風邪よけにもなります。お次はモヤシ、たっぷりの量、値段が安いがこれも栄養学的には優秀な食材です。
どうも小林屋ラーメンは味だけではなくて栄養学的なこだわりをもってラーメンを作っているような気がします。
海苔、なぜ海苔が使われているか私はよくわかりませんが、海苔も確かに栄養学的に見るとミネラルたっぷりです。
やっぱりバランス食を目指しているのでしょか、小林屋ラーメンの社長さんに聞いてみたいです。
煮卵とチャーシューに移りましょう。卵は硬めの半熟になっていて、半分カット品です。味はスープに浸かっているせいか少しから目です。
私はどちらかと言うと関西出身で「うす味」このみですからそう感じるのでしょう。
学生や若いサラリーマン向けにはちょうどいい味かもしれません。多分、間違いなくそうでしょう。メインのチャーシュー昔は超デカチャーシューがのっていたとの事ですが、いまは手ごろな大きさであり、とろけるまで煮込んである。味付けも私は好きな味になっています。少し辛めですが、一般的には丁度いい味なのでしょう。
トッピングは全て合格レベルです。最後に「味噌スープ」の味ですが、仙台藩伝統の仙台味噌に秘伝のタレを加えたもので、色は見た目が上品で大変綺麗です。
甘くもなく、辛くもなく、風味が良くてこの味ならば子供から大人まで誰でも納得するでしょう。スープは合格点を差し上げます。私は4分の1ほど食べた時点で、辛味噌を足して食べてみました。
辛味噌、ニンニクは無料になっていますからいくら入れようと値段は同じです。
昔は辛味噌に¥50円を取っていたようですが、それは廃止されたと友人から聞きました。私はもともと辛い物大好き人間で、タバスコ、トウガラシなどをバンバンかけてパスタやそばうどんを食べます。スープが赤くなって如何にもからそうですが、私的には、なかなか「いけてる味」に変えることができました。最後は自分の好きな味にしたいですよね。
このように辛味噌や、ニンニクを入れると何種類かの味を堪能できます。
さて餃子ですが値段が安いわりには、しっかりとした味になっています。
ラー油と酢をしっかり入れて、辛くて酸っぱい餃子のタレにしていただきました。
私はいろんなところで餃子を食べていますが、まあまあ味は凄く美味しいとは言えませんが、合格レベルには達しています。
■まとめ
味と値段と栄養バランスのとれたラーメン店です。2人で行ってラーメン&餃子を食べても2人合わせて¥1500円程度と財布には優しい店。
アクセスは「東海大学」を目指して行けば分かり易いでしょう。道は広いし運転苦手な方でも駐車できます。店員さんもテキパキと心地よい動きで対応してくれます。
1人でも良いし、親友と2人ずれでも良いですし、もちろん家族ずれは奥さま、子供さんに喜ばれるでしょう。
■北海道らーめん小林屋東海大学店情報(2015年12月現在)
1、住所 〒257-0003 神奈川県秦野市南矢名434
2、電話番号 0463-77-1551
3、営業時間 10時30分~24時
4、平均予算 昼夜とも同じで ラーメン¥650円程度、餃子¥150円
5、禁煙 店内全面禁煙
6、定休日 毎週火曜日
6、アクセス(電車) 小田急小田原線「東海大学前」駅下車徒歩10~15分
アクセス(車)東名高速 秦野中井経由、もしくは国道246号線経由