喜多方ラーメンは福島県会津地方の北部に位置する市、喜多方市で生まれたラーメンです。喜多方市は人口は4万人程度と会津地方の小規模な市ですが、4200件以上の蔵が現存し立ち並びラーメン店もピーク時には120軒もありました。喜多方ラーメンは札幌ラーメン、博多ラーメンに並ぶ日本三大ラーメンの一つです。
喜多方ラーメンの歴史
元々、喜多方ラーメンは1927年、現在、喜多方一本木上に店を構える「源来軒」の創業者の藩欽星さんにより考案されました。若くして藩欽星さんは中国から日本へと移り住み、屋台で中華風の支那そばを打ち、喜多方の人々に振る舞われました。徐々に源来軒のラーメンが評判を呼び、その特徴や味は、今では全国的に有名になりました。坂内食堂や、まこと食堂などの他の店にも継承されていきました。そんな「源来軒」発祥の喜多方ラーメンは1987年NHKで蔵の町としてPRされている中、取り上げられた事をきっかけに口コミでその評判が爆発的に広がりました。またB級グルメがブームとなっていたことも後押ししてその認知度は全国区となったのです。ピーク時には県内に120店舗以上のお店があったようです。
今では喜多方ラーメンは近隣他県からも、よくその特徴が研究されており、喜多方ラーメンを模したラーメン屋は数多くあります。東京にも名店の分家が出店しています。言うまでもなく、今でもラーメンは喜多方市の一大産業となっています。
喜多方ラーメンのスープ・トッピング
元々喜多方ラーメンは、喜多方市が内陸にあって冬には大雪が降る事もあり、生鮮食品が手に入らなかったために、昆布だったり煮干しだったり乾物が使われて作られていました。また喜多方市は醸造の町でもあったため、発祥してまもない頃は、味付けのベースは塩や味噌が使われていました。今でも各店で味噌や塩を使う店も多くあります。
喜多方ラーメンの進化
スープの特徴
今現在、喜多方ラーメンは豚骨をベースとして醤油で味付けをした、あっさりとした味わいが主流なっています。喜多方ラーメンが押しも押されぬ3大ラーメンの一つになり得たのは、その味が非常にシンプルであり、無駄を省いた事にあったのではないでしょうか。
麺の特徴
大きな特徴の一つである、やや縮れて、ツルツルとした中華麺は、豚骨ベースの透き通ったスープをちょうどよくまとい、非常にバランスがとれています。
あっさりしたスープであっても、味がボヤけないのは、おそらく麺の旨味が強いからでしょう。磐梯山や飯豊連峰麓に囲まれた喜多方市は元々水が大変綺麗な街なのです。喜多方の清流を使い適度に加水された麺は、受け継がれてきた高い技術により適度に熟成されてるため、他県では中々味わえない”強い存在感のある味わいの麺”を生み出しているのです。この麺が喜多方ラーメンの味の決め手となっているのだと思います。
トッピング
どの店舗も基本となるトッピングにはネギとメンマとチャーシューというオーセンティックな組み合わせをしています。有名どころでは、やや脂身の多いチャーシューを使う事が多いのですが、あっさりしたスープはチャーシューの脂身の甘さを純粋に引き立たせてくれるのです。
坂内食堂
喜多方ラーメンを語る上で外せないのが福島県会津にある喜多方市の坂内食堂で一番人気で30年以上の歴史があり本店はいつも繁盛し行列ができています。坂内食堂は喜多方ラーメン御三家の一つです。喜多方市のラーメンは昭和末期から平成初期にかけて一大旋風を巻き起こし、坂内食堂を中心に店によってこだわりがあり旅行や観光の記念に立ち寄ると良いものです。
坂内食堂のラーメンのスープは醤油ベースで透明度が高くあっさりし、その上にジューシーなチャーシューなどが多くトッピングされ縮れた平打ち麺が特徴です。他のラーメンとスタイルが違うために最初に口にすると戸惑うものですが、あっさりした食べやすい味わいや食感で人気があります。塩ベースの味付けとなっており、具材、麺との一体感があり完成度が非常に高いラーメンになっています。
坂内食堂は2代目、3代目とのれん分けをして老舗の味を守り、ラーメンを通して喜多方市をアピールし観光客が増やしました。食堂内は座敷もあり、昔ながらの気取らない造りになっています。忙しそうに動き回るスタッフさんや、席から見える手際のよい調理、雰囲気が心地良いお店です。オススメは冬場雪が降る頃に並んで食べる事です。食べると身体が温まり一層美味しく感じられることでしょう。
全国区の知名度になりチェーン店が関東などに出店しましたが、本場の味を堪能するためには喜多方にある本店に行くことが必要です。喜多方市は多くのラーメン店がありマップを参考にすると気軽に食べ歩きを楽しめ、坂内食堂以外の味も堪能すると新たな発見ができます。
スープの特徴
もっとも注文の多い支那そばを注文すると黄金色のスープが顔を出してくれます。喜多方ラーメンは支那そば風でスープはあっさり透き通る醤油味で麺との相性も抜群です。
麺の特徴
ラーメンのスタイルはスープよりも麺を第一に考え、あっさり味に合うように縮れ麺を使っていることが特徴です。麺は市内に3つある製麺業者から仕入れ、手もみをするためコシがあります。
営業時間7:00~18:00(日曜営業)※スープがなくなり次第閉店
TEL0241-22-0351
ホームページ坂内食堂HP
住所福島県喜多方市字細田7230番地
ふぶき亭
ふぶき亭は坂内食堂とは違ってオーソドックスな喜多方ラーメンで、工場が隣接しているため麺にこだわった店といえます。
喜多方市の中心部から離れた場所にありますが、国道沿いのため駐車場に入りきれないぐらい混雑するほど人気です。本店はドライブインのような感じで隣接する工場は見学が可能で、店内は広くて本格的な味をゆったりと堪能できます。ふぶき亭の喜多方ラーメンはまさに会津の郷土料理のような感じで、ハマると何度も食べたくなることが魅力です。
営業時間10:00~16:30(日曜営業)
TEL0120-334-664
ホームページふぶき亭HP
住所福島県喜多方市関柴町西勝井戸尻48-2 喜多方らーめん本舗
喜多方ラーメン蔵
喜多方ラーメン蔵は昭和63年に開業し、東北の倉敷と呼ばれるような美しく静かなたたずまいの蔵からその名がきているようです。現在では全国にチェーン店を拡大して、蔵をモチーフにした店構えが特徴で、飽きのこない味を守っています。
麺は喜多方市内の工場で製造されるなど本格的な味や食感にこだわり、全国のチェーン店など多くの店で使われています。(東京3店舗・石川・新潟2店舗・福井2店舗・長野4店舗)また、ラーメン蔵は独自に開発した餃子やチャーハンが好評で、組み合わせて食べるとお得になるため人気です。
喜一
塩で勝負する喜多方ラーメンの新勢力!
福島県のラーメンと言えば喜多方!そして喜多方ラーメンと言えば一般的なのが醤油ラーメンですが、こちらは塩ラーメンがメイン。
使っている塩は大塩裏磐梯温泉で作られる「会津山塩」。温泉水を煮詰めてつくった「山から採れる塩」を使ったラーメンは、サッパリした味わいの中にじっくり塩の旨味が感じられるものです。
喜多方ラーメンと言えば朝ラーでも有名ですが、こちらも朝7時から営業しています。しかし、お昼に行った時にはすでにスープ切れのため閉店!なんてこともザラにあります。それも平日にもかかわらず!ですので、お昼ご飯というよりも朝ご飯を食べるつもりで行ったほうがいいと思います。
醤油が多い喜多方ラーメンの中でも塩!
ただの塩ではありません。山から採れる「会津山塩」使用
お昼どきではもう遅い?!食べたければ朝イチでいきましょう!
- 電話番号
- 0241-24-2480
- 営業時間
- 7時~14時
- ホームページ
- http://kiichi.co/
- 住所
- 福島県喜多方市関柴町上高額境田635−7
源来軒
喜多方ラーメンの始祖の店、源来軒
理屈なしで美味い喜多方ラーメンが食べれる店『源来軒』です。喜多方ラーメンの元祖でもあり、創業者が考案されて、この地方に広まったとされています。
麺、スープ、具ともにまさに喜多方ラーメンの定義に準じたものが頂けます。麺は平打ちの縮れ麺で太め、スープは豚骨と鶏ガラの動物系に拘らず多くの味が混在しているのをスッキリと醤油で纏めたクリア感のある味わいになっています。
チャーシューは昔ながらの適度に食感を感じるタイプでそれにナルトが加わっています。喜多方ラーメン発祥店舗ではありますが、それ以外の中華メニューも頂けるのが魅力です。
元祖・喜多方らーめんを掲げる、人気店
麺、スープ、具、全てが喜多方ラーメンの定義スタイル
あくまでも中華料理店でラーメン以外を味わうも良し
- 電話番号
- 0241-22-0091
- 営業時間
- 10:00~19:30
- 定休日
- 火曜日
- ホームページ
- 喜多方老麺会 源来軒
- 住所
- 福島県喜多方市一本木上7745
食堂 はせ川
素材にこだわった本場喜多方のラーメンを味わえる店
山田ガーデンファーム産の紅花たまごや国産の三枚肉を使ったブロックチャーシューが入ったラーメンが特徴で、淡麗な醤油の旨味を味わえるスープが人気で行列ができることが多いです。
麺は粉や加水率やミキシング時間など細部にこだわり、スープに合う特注麺に仕上げています。土日は黒はせ川に返信するなどユニークで、限定メニューもあるなど個性的です。
使用するチャーシューは国産の三枚肉で、様々な部位があるため飽きないファンも増えています。食べ進めると味が変化することが特徴で、リピーター以外にもファンが多くて行列ができるほど人気です。
豚肉やたまごなど素材にこだわっている
淡麗な醤油の旨味を味わえるスープが特徴
麺はスープに合うように特注で作られている
- 電話番号
- 0241-24-5180
- 営業時間
- 11時~15時
- 定休日
- 木曜日
- ホームページ
- 食堂 フェイスブック
- 住所
- 福島県喜多方市大荒井6
らーめん一平
背脂が入る喜多方ラーメンを味わえる店
営業時間は朝7時から夕方までと個性的で、喜多方ラーメンでも背脂が入るなど個性的です。ラーメンのスープに使う水は飯豊山の伏流水で、国産豚のげんこつや煮干し、昆布、野菜などを煮出して作っています。
麺は中太で手もみのちぢれ麺で、一度食べればやみつきになりテレビなどで紹介されるほど人気です。ラーメンのメニューはじとじとラーメンなど個性的なものや、味噌味やつけめんなどもあります。
郊外の国道沿いにあるものの行列ができやすく、テレビなどで紹介されたため車でドライブのついでに立ち寄って味わうファンが多いことが特徴です。
背脂が入るなど個性的なラーメンが人気
朝7時から営業しているなど個性的
テレビなどで紹介されるほど人気がある
- 電話番号
- 0241-23-0699
- 営業時間
- 7時~18時
- 定休日
- 水曜日
- ホームページ
- らーめん一平HP
- 住所
- 福島県喜多方市松山町村松字石田1453
食堂なまえ
喜多方ラーメンファンにはご存知、麺に特徴あり
現地で喜多方ラーメンを食べ歩く時に外せない店の一つが『食堂なまえ』です。こちらの特徴はなんといっても食べごたえのある麺、喜多方のなかでは極太タイプなのが印象的です。
げんこつ主体なのに極めて清んだスープの美しさは目を見張るものがあります。清んだスープとは裏腹にコクがあり、力強さを感じるのはやはりげんこつラーメン特有のものといえます。
チャーシューはバラ肉を使ったもので、こちらは見た目の印象よりも柔らかく肉の脂の旨味を感じることができるはずです。麺、スープ、具それぞれに特徴があり、好みがわかれる印象のある店です。
極太の喜多方ラーメンの店として有名店
麺は極太で低加水の短めなのが特徴的
清んだスープの美しさと反比例のコク
- 営業時間
- 10:00~18:00過ぎ頃まで(9:00~の時有)※スープがなくなり次第終了
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 福島県喜多方市字永久7693-3
松食堂
チャーシューが好みの方にはおすすめのお店
スープは醤油ベースのスープに動物系のダシや魚介ベースの深い風味がミックスし、飲み干せてしまうほどやさしい味わいが特徴です。チャーシューは薄めのスライスで柔らかく、好みの方にはハマるほど人気があります。
麺はつるつるした食感の縮れ麺で、スープにマッチするように作られていることが特徴です。じっくり煮込んだチャーシューの香りがするため食欲をそそり、リピーターが多く行列ができることもあります。
営業時間は5時までと短いですが隣に坂内食堂もあるため食べ比べることもでき、とんこつや煮干しをベースにした味わいが好みであれば食べやすいです。
チャーシューの香りがするため食欲をそそる
スープは飲み干せてしまうほどやさしい味
麺はつるつるした食感の縮れ麺でスープとマッチする
- 電話番号
- 0241-22-9904
- 営業時間
- 10時30分~17時※スープがなくなり次第終了
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 福島県喜多方市字細田7232
まこと食堂
とんこつ醤油の喜多方ラーメンといえばここ
ラーメン通からとんこつ醤油の喜多方ラーメンといえばここと言われる名店で、開店前から行列ができていることが多いです。坂内食堂と二分するほど人気店で、古き良き日本家屋でテーブル席以外にも座敷席があります。
麺は中太平打ちのちぢれ麺でスープは豚骨や煮干しをベースにしたあっさり系の醤油味です。ラーメン以外にもご当地グルメのソースカツ丼もあり、一緒に注文すると旅行などの記念に残せます。
ラーメンは自宅で味わえるようにお土産用のものも販売しているため、本場喜多方の醤油ラーメンを作って食べたい時に考えると良いものです。
とんこつ醤油の喜多方ラーメンの名店
ご当地グルメのソースカツ丼もある
古い日本家屋のため昔ながらの雰囲気がある
- 電話番号
- 0241-22-0232
- 営業時間
- 7時30分~15時※スープがなくなり次第終了
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
- 住所
- 福島県喜多方市字小田付道下7116
あべ食堂
昔ながらの雰囲気を感じる人気のお店
店の建物は蔵のような古い日本家屋で、お土産ラーメンを販売するなど人気があります。ラーメンは中華そばのような感じで、あっさり系の醤油味で柔らかくてやさしい風味です。麺は平打ちで中太の縮れ麺を使用し、スープとマッチしてすすりやすい食感です。
朝7時30分から営業しているため朝ラーでも人気が高く、開店前に行列ができることがあります。ラーメンのトッピングはチャーシューやメンマ、ネギなどで、飲みやすくて後味がスッキリしています。チャーシューはあっさりめの味付けで、素材の風味も味わえるためリピーターが多いです。
蔵のような建物で昔ながらの雰囲気を味わえる
ラーメンは中華そばのような感じであっさりめ
麺は平打ちで中太の縮れ麺を使いスープとマッチ
- 電話番号
- 0241-22-2004
- 営業時間
- 7:30~15:00(スープがなくなり次第終了)
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合は営業)
- ホームページ
- 喜多方老麺会 あべ食堂
- 住所
- 福島県喜多方市緑町4506
あじ庵食堂
活力再生麺屋として様々なラーメンを味わえる店
スープは煮干しが香る醤油ベースで、極太ちぢれ麺とマッチします。看板メニューは山葵潮そばで、塩味のスープとわさびの香りがマッチするためファンも多いです。
活力再生麺屋の名前の通り個性的なラーメンでリピーターを増やしていることが特徴で、カウンターが7席でテーブルが3卓でもいっぱいになることもあります。
喜多方ラーメンをベースにオリジナルなメニューを考え、王道の醤油ラーメンをはじめユニークなものもあるため開店前から行列ができます。朝早くオープンするため喜多方で定番の朝ラーができ、煮干し中華そばは定番で一番人気です。
活力再生麺屋の名前の通り様々なメニューがある
喜多方ラーメンは煮干しと醤油ベース
極太ちぢれ麺のため食感が良くスープとマッチ
- 電話番号
- 0241-23-6161
- 営業時間
- 7:00~18:00(スープがなくなり次第終了)
- 定休日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
- ホームページ
- あじ庵食堂ブログ
- 住所
- 福島県喜多方市二丁目4650-29 喜多方マーケット銀座
喜多方老麺 まるや
初代老麺会会長のお店として有名
デパートの物産展で催事として参加するため注目度が高く、初代老麺会会長のお店のためどのような味であるか気になるものです。ラーメンの麺はコシがあるちぢれ麺を使用し、スープは煮干しダシを使っています。
店内には無数のサイン色紙があるなど喜多方ラーメンの老舗としての雰囲気があり、お土産ラーメンもあるため自宅でも本格的な味を楽しめることが特徴です。
喜多方ラーメンの店として有名なため観光客が押し寄せることが多く、常に行列ができます。ラーメンの他にもニシンの山椒漬けなど郷土料理を味わえ、建物は昔ながらの家屋のため人気が高いです。
初代老麺会会長のお店で観光客が多い
ラーメンは煮干しダシを使っている
芸能人のサイン色紙があるなど注目度が高い
- 電話番号
- 0241-22-0613
- 営業時間
- 11:00~15:00/17:00~19:00(土・日・祝 11:00~19:00)
- 定休日
- 火曜日
- ホームページ
- 喜多方老麺会 喜多方老麺 まるや
- 住所
- 福島県喜多方市字寺南2628
大三元
喜多方老麺会加盟店舗の中でも出色の店です
喜多方ラーメン食べ歩き、日曜日の朝のまず一杯目にオススメしたいのが、『大三元』です。喜多方老麺会加盟店舗の中でも出色とも言える推奨メニューに味噌ラーメンをあげる店でもあり、食べ歩きであっさり醤油続きの方にはこの変化球は嬉しいところでしょう。
日曜日は前述した通り、朝7時からの営業で味噌汁代わりの一杯としても嬉しいメニューだと言えます。また通常の喜多方ラーメンに納豆をトッピングした納豆ラーメンも朝ラーとして相応しいとも言えます。
気になる叉焼はバラの非ロールタイプで歯ごたえがそれなりに残すタイプです。総じて推奨のみそ、定番の醤油ともにあっさりで食べやすく食べ歩く際に嬉しい店です。
おススメは喜多方味噌ラーメン
日曜日は朝ラー営業、食べ歩きのスタートとして推奨
醤油もみそもあっさり目なのが食べ歩きには嬉しい
- 電話番号
- 0241-24-2399
- 営業時間
- 10:00~19:00(日曜日は朝7時から)
- 定休日
- 月曜日
- 住所
- 福島県喜多方市東桜ガ丘1-19-1
すがい食堂 バイパス店
喜多方スタンダードの最高峰の店
スープはげんこつを煮込んで作り、濁り具合は上質な雰囲気があります。麺は喜多方スタンダードになる曽我製麺のものを使用するなどこだわり、飲み干せるスープともマッチします。スープは金がかかっているため他のラーメンより割高になりますが、分厚いチャーシューが入っているため人気が高いです。
営業時間は短いですが行列ができることも多く、喜多方ラーメン以外にも塩や味噌、カレーなど種類があります。セットメニューもあるためもつ煮込みやカレーライスなどと組み合わせることもでき、バイパス沿いにあるためドライブのついでに立ち寄るファンが多いです。
喜多方スタンダードの最高峰といえる店
セットメニューもあるため様々な味を楽しめる
スープはげんこつを煮込んで作るため本格的
- 電話番号
- 0241-24-5790
- 営業時間
- 10時30分~15時
- 定休日
- 月曜日
- 住所
- 福島県喜多方市関柴町西勝西原344-1
こうへい
喜多方ラーメン、進化系ともいえる『こうへい』
昨今喜多方ラーメンは観光促進の一つの手段として成り立っているのですが、『ラーメンこうへい』は観光客よりも地元の誇る名店と言っていいでしょう。定番の中華そばもありますが、やはり人気は漆黒ラーメン、いわゆる喜多方ブラックといえるものの存在です。
能登の七尾から取り寄せた拘りの醤油で作られたスープは見かけに反してあっさりとして飲みやすいです。能登の醤油ということで富山ブラックのような味を想像される方も多いでしょうが、スパイス感が抑えられていてマイルド感が強いのが特徴的です。ジャンボ餃子が提供される店として地元の方には人気ですので、立ち寄った際にはオーダーは必須だと言えます。
喜多方ラーメンでは異色の喜多方ブラック
見た目とは反比例のあっさりテイスト
ジャンボ餃子は本当にびっくりジャンボ要オーダー
- 電話番号
- 0241-22-4328
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 木曜日
- ホームページ
- 喜多方老麺会 こうへい
- 住所
- 福島県喜多方市沼田6981
老舗上海
老舗上海、上海で積んだラーメンの味を喜多方へ
上海ラーメンと喜多方ラーメンのDNAが結びついて、誕生したのが『老舗上海』だと言えるでしょう。初代店主が上海でラーメン作りに携わって開業し、拘り続けた味を楽しむことができます。
麺は喜多方の中では細い部類ですが、食べなれていない方には充分太く感じることもある印象です。スープは豚骨と野菜をメインにしたもので清んではいますが、多少濁りもあるのが特徴的です。
スッキリとした味わいはですが、豚の拳骨をハッキリ感じることができるでしょう。チャーシューは「店のこだわり」と店内で告知されているようにロールタイプでしっかりとした食べごたえがあり絶品です。
喜多方ラーメンでは細目の麺が特徴的な老舗上海
上海ラーメンを喜多方ラーメンに昇華
店のこだわり絶品チャーシューは押さえておこう
- 電話番号
- 0241-22-0563
- 営業時間
- 9:30~16:00(冬季10:30~15:00)※スープがなくなり次第終了
- 定休日
- 木曜日
- ホームページ
- 喜多方老麺会 老舗上海
- 住所
- 福島県喜多方市字2丁目4650
赤れんが
大正3年に造られたレンガ蔵で女性店主が作る店
喜多方市内から少し離れた場所にあり、大正3年に造られたレンガ蔵の建物が注目される店です。飯豊山伏流の井戸水を原料として作る澄んだ色のスープはあっさり系で、野菜をたっぷり使うなど農家ならではの味を堪能できます。
麺は細めであっさり系のスープとマッチし、女性にも人気が高いです。スープは豚ガラ、鶏ガラ、野菜を煮込んであるため旨味が凝縮され、醤油は香りつけ程度という感じがします。
ライスやお通しの野菜も自家製というこだわりで、営業時間もスープがなくなると終了するなど限られますが行列ができることが多い人気店です。
大正3年に造られたレンガ蔵でラーメンを味わえる
スープは豚ガラや豚ガラ、野菜などを煮込んで作る
澄んだ色のスープであっさり系の味わい
- 電話番号
- 0241-22-5030
- 営業時間
- 11時~スープがなくなるまで
- 定休日
- 不定休
- ホームページ
- 喜多方老麺会 赤れんが
- 住所
- 喜多方市岩月町宮津字惣社原4181
宝夢蘭
駅近くの地元客に人気の地域密着店
駅側にあるこよなく地元客の愛する店として人気なのが『宝夢蘭』です。店名の由来のホームランのようにパンチの効いた喜多方ラーメンが食べれる店です。
オススメの宝夢蘭ラーメンは辛味噌味でまさにパンチが効き、走攻守(味、量、プライス)三拍子揃ったメニューとして人気を集めます。麺は平打ちの中太のちぢれ麺で食べごたえがあります。
店名通りにパンチがあるのはラーメンだけではなく、叉焼にもそれが当てはまると言っていいはずです。しっかりと醤油ダレに浸けて寝かされた叉焼は極めて柔らかく、二種類の食感を味わうことができるでしょう。全体的に喜多方の中でも叉焼の力強さと合わせ、濃いしっかりした味を楽しめます。
宝夢蘭ラーメンは辛味噌仕立てのインパクトあり
タレにしっかりと浸けて寝かされた叉焼はホームラン級
全体的に力強い味わいが特徴で楽しめる
- 電話番号
- 0241-23-2502
- 営業時間
- 10:00~15:00/17:00~20:00
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 福島県喜多方市大道田7485
丸見食堂
昭和4年にオープンした喜多方ラーメンの老舗
昭和4年にオープンし実に90年の歴史がある老舗ですが、最近は建物は改築されて新しくなっています。ラーメンのスープは豚骨と魚介ベースで、喜多方独特の癖がある味わいです。
麺は太いちぢれ麺を使うためあっさりしながら奥深いコクがあり、スープとマッチするためリピーターが多いです。店は喜多方駅から近くて行きやすく、中華飯店のため様々なメニューがあります。
ラーメンのスープはこってり系で付け合わせに浅漬けがあり、あっさりとして食べやすいです。人気のメニューはネギラーメンで、醤油ベースのスープにネギがたっぷり覆いかぶさっているためリピーターが増えています。
昭和4年にオープンした喜多方ラーメンの老舗
中華飯店のため多くのメニューがある
ラーメンのスープはこってり系で麺と絡む
- 電話番号
- 0241-22-0506
- 営業時間
- 10時~19時
- 定休日
- 火曜日
- ホームページ
- 喜多方老麺会 丸見食堂
- 住所
- 福島県喜多方市字町田8257-5
まとめ
喜多方ラーメンの行列ができる繁盛店は以上の3店舗が有名ですが、喜多方市内には多くの店があり食べ歩くと良いものです。ラーメンの味わいは店舗によって異なり、あっさりした醤油ベースのスープと平打ち縮れ麺がマッチします。
ボリュームがあるラーメンのため定番の味を注文すると良いもので、行列ができる繁盛店は朝などが少なくて狙い目です。ラーメンに入れる具材はチャーシューやメンマが定番ですが、もやしなどの野菜と組み合わせるとまろやかになります。人気の店は口コミや評判が良くて気になるものですが、期待を裏切らないため事前に食べ歩きマップなどで情報を確かめて行くと良いものです。
喜多方ラーメンは全国にチェーン店があるため気になるものですが、やはり喜多方や会津若松などを旅行するついでにラーメンを食べ歩くと記念に残せます。そして喜多方ラーメンはこれからも日本を代表するラーメンとして皆さんに愛される伝統あるラーメンになると思います。ラーメンが大好きな方はもちろんこれからも、食べられたことが無い方も是非一度体験してみてください。また当サイトでは、喜多方市以外にも行列が出来る福島県のラーメン屋さんを紹介しているので興味があれば確認してみて下さい。
福島県の行列が出来るラーメン屋さん。絶品のスープや麺・一度は食べるべき場所はココ